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星と月の食 [┣小ネタ(in FF)]

18:00
5「今晩は、400年ぶりの珍しいしょく蝕の日なんだって!」
8「……400年……(……どんな蝕なんだ?)」
5「皆既月食とその奥に座している星の食が同時に起こるらしいぞ!」
8「見られるのか?」
5「うん、月食は見られるけど、星の食は肉眼では無理だな」
8「……そうなのか」
5「んー、トット先生のところなら天体望遠鏡が有りそうなんで観測できそうだけど、まあ直接観られなくてもあーそうなんだーって思いながら夜空を見たら素敵じゃないか?」
8「……そうだな」
5「それに、ここの世界(FF9)にはふたつの月が有るからな。皆既月食だけでも見応えが有るぜ」
8「お前は好きそうだな……」
5「え? お前は好きじゃないのか?」
8「……まあ、好き、だが……(だが、月食を見るより、こういう事に全情熱を傾けるお前を見ている方が好きだ)」
5「こういうロマンティックなのは、おれよりスコールの方が好きだと思ってた」
8「……え?」
5「皆で日食を見た時も、凄い詳しかっただろ?」
8「……っ(……覚えていたのか……)」
5「ま、せっかくの良い天気だし、隠れる月でも眺めようぜ!」
8「そうだな……(……じゃあ、もしかして、今までも俺の為に……?)」
5「良かった。じゃあウッドデッキで晩飯にしよう」
8「……ああ。あ、そうだ」
5「ん? ナンだ?」
8「ロマンティックに月食を見たいから、椅子は隣にして欲しい」
5「……」
8「……(ダメ、だろうか)」
5「もちろんいいぞ! 何なら二人掛けにするか?!」
8「! (二人掛け!!)」
5「よしよし、じゃあ二人掛けで飯食いながら、月食見ような!」
8「……///」(ぱああああ)

小倅、可愛いヤツ。
バッツって、無意識で小倅を甘やかしているんだろうな。
――で、この後、赤い月を見て「月、綺麗だな~(バッツ)」「……、……死んでも良い(小倅)」と例の掛け合いをやって、らぶらぶしていれば良いと思うよ、


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