誕生日前哨戦リベンジ [┣小ネタ]
スコールが不安を隠せなかったようなので、頑張れとエールを送ってみました。
どれだけ頑張ったかは、以下参照。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
カップルになって初めてのイベント日。
しかも、大幅なレベルアップを期待できる、自分の誕生日である。
それをただのドンチャン騒ぎで終わらされてたまるものか。
何のために、クラウドの誕生日に根回しをしたと思っているんだ！
……と、スコールがかなり真剣に、やる気満々(？)で自分に近付いてくることを、まだバッツは知らない。
当のバッツはと言えば、珍しくもティーダとワイワイ騒いでいた。
8「……バッツ」
5「っ！ ナ、ナンだ？！ ビックリした！」
8「……(なぜそんなに驚く？)」
5「な、なんか用か？」
8「話があるんだが……」
5「う、うん、ナンだ？」
8「……(チラ)」
10「？」
8「出来れば、二人で話したい」
5「あ、ああ……あー……」
10「後にできないのかー？ 今、バッツと打ち合わせ中なんだけど」
8「……(打ち合わせ？)」
5「ああ、うん、……あの、ちょっとな」
8「……(怪しい)」
5「ええと、じゃあティーダ、そっちは全面的におまえに任せた！」
10「え、いいんスか？」
5「うん、頼む！」
10「よっし！ オレに任せとけば完璧ッスよ！」
5「話ってナンだ？」
8「ティーダと何の打ち合わせをしていたんだ？」
5「い、今はまだ内緒だ！」
8「……まだ？」
5「そのうち分かるからさ、な？」
8「……」
5「んで、話ってナンだよ？」
8「……誕生日の事なんだが……」
5「うん？」
8「……もの凄く不安が過ぎったので、はっきり希望を伝えようと思う」
5「うん、言ってみろ」
8「……」
5「……」
8「……おまえが……」
5「おれが？」
8「……」
5「……」
8「……その……」
5「その？」
8「……///」
5「……」
8「……///(やはり、口に出しては……)」
5「言っちゃえよ、スッキリするぞ」
8「……///」
5「……」
8「……一日……」
5「うん」
8「傍に……」
5「……うん」
8「……///」
9「……え？ そんだけかよ」
7「声がでかい。二人にバレるぞ」
9「……わりぃ」
7「あれが現段階での、スコールの精一杯なんだろう」
9「ま、一日傍にいれば、色々とチャンスもあるだろうけどさー」
7「詰めが甘い」
9「……ん？」
7「“傍に”と言っただけで、“二人だけで”過ごしたいとは言ってないだろう？」
9「……あ」
7「まだまだだな」
9「はぁー、だからオレ達が苦労するんだ」
7「苦労？」
9「してんじゃん、目一杯」
7「……(面白がっているだけじゃないのか？)」
5「よし！ じゃあ、スコールの誕生日には、一日傍にいるぞ」
8「……(いいのか？)」
5「朝から晩までズーッとくっ付いてってやるからな！ トイレも風呂もだ！」
8「いや、そこまでは……」
5「遠慮すんな！」
8「トイレまでは、付いて来るな」
5「じゃ、風呂で背中流してやるからな～」
8「……///(……それは……)」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
何でジタンとクラウドがセットで居るのかと言えば――。
……成り行きで(笑)。
ジタンは遅々として進展しない二人の心配をしてやっていると思いますが、クラウドはあくまで面白がっているだけだろう。
だがはっきり言って、クラウドだってスコールの事を「まだまだ」と言えるような経験は無いハズだ。
FF7で見る限りじゃあ、女性陣三人に押されっぱなしだったじゃないか！
↑※観覧車は、必ずユフィと乗っております。「…………なんとか」が良い！
どれだけ頑張ったかは、以下参照。
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カップルになって初めてのイベント日。
しかも、大幅なレベルアップを期待できる、自分の誕生日である。
それをただのドンチャン騒ぎで終わらされてたまるものか。
何のために、クラウドの誕生日に根回しをしたと思っているんだ！
……と、スコールがかなり真剣に、やる気満々(？)で自分に近付いてくることを、まだバッツは知らない。
当のバッツはと言えば、珍しくもティーダとワイワイ騒いでいた。
8「……バッツ」
5「っ！ ナ、ナンだ？！ ビックリした！」
8「……(なぜそんなに驚く？)」
5「な、なんか用か？」
8「話があるんだが……」
5「う、うん、ナンだ？」
8「……(チラ)」
10「？」
8「出来れば、二人で話したい」
5「あ、ああ……あー……」
10「後にできないのかー？ 今、バッツと打ち合わせ中なんだけど」
8「……(打ち合わせ？)」
5「ああ、うん、……あの、ちょっとな」
8「……(怪しい)」
5「ええと、じゃあティーダ、そっちは全面的におまえに任せた！」
10「え、いいんスか？」
5「うん、頼む！」
10「よっし！ オレに任せとけば完璧ッスよ！」
5「話ってナンだ？」
8「ティーダと何の打ち合わせをしていたんだ？」
5「い、今はまだ内緒だ！」
8「……まだ？」
5「そのうち分かるからさ、な？」
8「……」
5「んで、話ってナンだよ？」
8「……誕生日の事なんだが……」
5「うん？」
8「……もの凄く不安が過ぎったので、はっきり希望を伝えようと思う」
5「うん、言ってみろ」
8「……」
5「……」
8「……おまえが……」
5「おれが？」
8「……」
5「……」
8「……その……」
5「その？」
8「……///」
5「……」
8「……///(やはり、口に出しては……)」
5「言っちゃえよ、スッキリするぞ」
8「……///」
5「……」
8「……一日……」
5「うん」
8「傍に……」
5「……うん」
8「……///」
9「……え？ そんだけかよ」
7「声がでかい。二人にバレるぞ」
9「……わりぃ」
7「あれが現段階での、スコールの精一杯なんだろう」
9「ま、一日傍にいれば、色々とチャンスもあるだろうけどさー」
7「詰めが甘い」
9「……ん？」
7「“傍に”と言っただけで、“二人だけで”過ごしたいとは言ってないだろう？」
9「……あ」
7「まだまだだな」
9「はぁー、だからオレ達が苦労するんだ」
7「苦労？」
9「してんじゃん、目一杯」
7「……(面白がっているだけじゃないのか？)」
5「よし！ じゃあ、スコールの誕生日には、一日傍にいるぞ」
8「……(いいのか？)」
5「朝から晩までズーッとくっ付いてってやるからな！ トイレも風呂もだ！」
8「いや、そこまでは……」
5「遠慮すんな！」
8「トイレまでは、付いて来るな」
5「じゃ、風呂で背中流してやるからな～」
8「……///(……それは……)」
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何でジタンとクラウドがセットで居るのかと言えば――。
……成り行きで(笑)。
ジタンは遅々として進展しない二人の心配をしてやっていると思いますが、クラウドはあくまで面白がっているだけだろう。
だがはっきり言って、クラウドだってスコールの事を「まだまだ」と言えるような経験は無いハズだ。
FF7で見る限りじゃあ、女性陣三人に押されっぱなしだったじゃないか！
↑※観覧車は、必ずユフィと乗っております。「…………なんとか」が良い！
