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スコバツ in FF5・おまけ後編 [┣小ネタ(in FF)]

スコバツ in FF5・おまけ前編」の続き。
長い、ともかく長い!
前後編にしないで、前・中・後編にすれば良かったー!
中身はあんまり無いんですけどね。



【スコバツ in FF5・おまけ後編】

5「……コレ、さ。大事な指輪って言ってたけど……」
8「母の形見だ」
5「えええええっ? そんな大事なモン、おれが貰っていいのかっ?」
8「構わない。どうせ、かなり手を加えているしな」
5「それだって、スコールにとってすんげぇ大切なモノじゃん」
8「だから、おまえにやったんだろうが」
5「コレに匹敵するくらいすげえモノなんて、おれはスコールにあげらんないぞ?」
8「……(チラ)」
ボ「……っ!!!」←身の危険を感じた。
5「あー、有る。……けど、『婚約お守り』っておかしくないか?」
8「おまえらしいから、構わないだろ」
5「おれにとっちゃ大事なモノだけど、スコールのお母さんの形見と同列には……」
8「俺の母親の形見は、おまえにとって大切な物か?」
5「そりゃあ、スコールのお母さんの形見なら、おれにとっても大事だぞ!」
8「おまえにとって大事なら、俺にとっても大事とは考えないのか?」
5「……あ! そ、それは……そうだけど……」
8「価値観が人それぞれだと言ったのは、おまえだぞ」
ボ「……」
5「ボコー、おまえから貰ったこの『お守り』、スコールにあげてもいいか?」
ボ「クエっ♪」
5「う、うん。じゃ、じゃあ、コレな」
8「返せとか言うなよ」
5「言わねーよ! ソレは今からスコールのモンだ! おれに二言は無ーい!」
8「……よし」

ボ「……クエ」
5「どうした、ボコ?」
ボ「クエっクエーーーーっ!!!」
5「ああ、そりゃ悪かった。それじゃ【海賊の砦】に行くか?」
ボ「クエっっ♪♪♪」
8「どうした?」
5「おればっかズルいから、ココに会わせろって」
8「奥さんか」
ボ「クエっ!」


《海賊の砦》
ボ「クエ~~~♪」
8「一直線だな」
5「ああ。もう、ラッブラブで目も当てらんねーよ」
子A「あ、バッツさん、おかえりなさい!」
子B「ああ~、ちょうど良いところに!!」
5「ちょうど良い?」
子C「おかしらが帰ってきていやす!!!」
5「よくあの大臣が開放してくれたな」
子A「ここだけの話ッスけど、大臣の目を盗んで逃げてきたみてえなんで」
5「はは、ファリスらしいな」
子D「おかしららしいでしょー?」
子全「はっはっはっはっはっは」
ファ「おまえら、うるさいぞ!」
5「よ、ファリス!」
ファ「よお、来てたのか、バッツ」
8「……(誰だ?)」
ファ「誰だ?」
5「ああ、こっちはファリス。海賊の頭でおれの仲間だ」
8「……(男? ハーレムパーティじゃなかったのか?)」
5「あ、ええと……」
ファ「どうした?」
5「向こうでゆっくり話そうか」
ファ「……? ああ」


《ファリスの部屋》
ファ「それで、そいつは誰だ?」
5「スコールだ」
8「バッツの婚約者だ、よろしく」
ファ「ぶっ!!!!!!」
5「あ~~~~(汗)」
ファ「ババ、バッツ、おまえ男色だったのか? ま、待てよ! そいつ、もしかして女か?」
5「ファ、ファリス落ち着けって」
ファ「おまえ、そういうタイプが好きだったのか、……そうか、そりゃレナが……(ブツブツ)」
5「おーい、ファリスー」
8「俺は男だ。どこをどう見たら女と勘違いするんだ?」
5「ファリスはいろいろと理由があって男装してたから、同じ境遇かと考えたんじゃないかな」
8「……(女なのか!)」
ファ「待て! じゃあ、本当に男色なのか? そうか、それならあの鈍さも合点が行く……(ブツブツ)」
5「ファリス、落ち着いて話を聞いてくれないか」
ファ「う……うん」
5「えーと、何から話せばいいんだ?」
ファ「……そいつは本当に“婚約者”なのか?」
5「ああ、まあ、それは……(照)……嘘じゃ、ない」
ファ「……っ(照れたーーーーっっ?!!!!!!)」
8「バッツ、おまえは仲間からどう思われているんだ?」
5「おれも不安になってきた」
ファ「……すまない。あまりにも衝撃的なカミングアウトだったんで、ちょっと、いやかなり動揺しただけだ」
5「驚かして悪かったな」
ファ「バッツ、基本的な問題なんだけど」
5「ナンだ?」
ファ「男同士は結婚できないぞ」
5「そうなのか?」
ファ「あ、当たり前だ!!!」
8「……(俺は別に内縁でも構わないが)」
ファ「著しく不安なんだが、本気で結婚する気だったのか?!!」
5「世界のどこかには、男同士の結婚を認める国や部族があるかも知れないじゃないか」
8「……(それもそうだな)」
5「スコールの世界には、……無いか」
8「残念ながら、俺の知る限りでは無いな」
5「う~ん、この世界にも無さそうだしなー」
8「……」
5「そうだ! そういう国を探しに行こうぜ!」
ファ「えっ?」
8「本気か?」
5「ナンだよ、スコールまで! おまえ、おれと一緒なら、どこでもいいんだろ?!!」
8「ああ」
ファ「本当に?」
8「ああ、嘘じゃない」
ファ「……いろいろとショックで、今夜眠れそうにない」
8「混乱させて悪いな」
ファ「あんたは、……本気でバッツが好きなのか?」
8「……本気だ」
ファ「二十歳とは思えないくらいアホなヤツだぞ?」
5「ファリスー?」
8「ああ、……よく知ってる」
5「スコールー?」
ファ「でも、好きなんだ?」
8「アホなところもひっくるめて、全部な」
ファ「……そっか」


5「そいで悪いんだけど、ボコとココの事、頼みたいんだ」
ファ「ボコを置いていくのか?」
5「ココがいるから、行く当ての無い旅には連れていけない」
ファ「いいのか?」
5「大丈夫だ! スコールがちゃんと『幸運のお守り』を持ってるからな!」
8「……(会話になっていないと思うが)」
ファ「ならいい、ボコ夫婦のことは任せておけ」
5「ありがとな、ファリス!」
8「……(会話が成り立つのか?!)」
ファ「……ボコよりも、レナやクルルに何て説明すればいいんだか」
5「細かい事は気にすんなって!」
8「……(細かい事か?)」
ファ「細かい事じゃねーだろ!!!」(ほぼモンク)
5「いて、いてて! 跳び蹴りは勘弁してくれ! 助けろよ、スコール!!!」
8「断る。おまえが自分でけりをつける事だ」
ファ「へー、よく出来た旦那じゃないか」
5「つうか、マジでいたいって!!」


《出立の時》
5「ファリス」
ファ「何だ?」
5「好きになった相手が男だったら、やっぱり男色になるのか?」
ファ「おれにも分からないけど、世間じゃそういう目で見るんじゃないかな」
5「そ……か」
ファ「男色と言われるのは嫌なのか?」
5「おれは、別にどうでもいいけど……」
ファ「それくらい覚悟して『男同士が結婚できる国』を探しに行くんだろ?」
5「うん、そうだな」
ファ「ちょっと暗そうだけど、良いヤツじゃないか」
5「おう!」
ファ「結婚式には呼べよ!」
5「分かった、約束する」
ボ「……クエ」
5「ボコ……、行ってくる!」


《85二人旅》
8「それで、どこへ行くんだ?」
5「次元の狭間に行ってみようと思う」
8「……次元の狭間? (……そういえば、あの赤い鎧の男がそんな事を言ってたな)」
5「この世界とどこか別世界が繋がっているとしたら、そこだと思うんだ」

8「……バッツ」
5「んー?」
8「おまえ、ファリスを好きにはならなかったのか?」
5「へっ?」
8「……いや」
5「仲間だからもちろん好きだけど、スコールの言う好きとは違うな」
8「そうか」
5「多分、おれずっとスコールのことが好きだったんだと思う」
8「……?」
5「あの神々の戦いに何度も呼ばれて、決着がつけば記憶を失くして前の世界に戻って……」
8「……」
5「その繰り返しで、新しく出会う度に、スコールを好きになっていたから」
8「……」
5「この世界ではちゃんと覚えてなくても、やっぱりどこかでスコールが好きだったんじゃないかなーって」
8「……///」
5「ナンだよ! ナンか言えよ! おれだけが喋ってたら恥ずかしいだろ!!!」
8「……(聞いている方だって恥ずかしいんだ!)」


**********

長い!
ともかく長い!
でも、ファリス好き!!! ←意味分からないし。

これで『FF9』の世界へ行けますよ!
ビビと縄跳び!
ビビとかけっこ!
つうか、スコールはズーーーーーっと、カードにのめり込んでいそうな気がしますけど。
バッツは『ここ掘れ、チョコボ』でしょ。
って、ミニゲームしに行くんじゃねーーー!!!



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