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ジタン記念日・下準備実行編 [┣小ネタ]

オニオンに頼む役ならやってもいいと安請け合いしたスコール。
誰かにビビをやってもらえなかったら、スコール本人がビビのコスプレさせられるのは目に見えているしね。
頑張れ、スコール。
でも、オニオンはそんなに甘くは無いぞ。



8「折り入って頼みたい事があるのだが……」
3「え、僕に? 珍しいね。何?」
8「確かおまえも、黒魔道士にジョブチェンジできたな?」
3「当然! 基本中の基本じゃない! ちなみにバッツのジョブチェンジの多さが話題になるけど、数ならうちだっておんなじなんだからね!」
8「……(そういう自慢はどうでもいい)」
3「それで、僕に頼みって何?」
8「黒魔道士にジョブチェンジして、ビビになってもらいたい」
3「ナニそれ? ビビって誰?」
8「アイテムのヘルプマニュアルに出ている、黒魔道士の子供だ」
3「んー、悪いけど、僕はこんな子供じゃないから無理だよ」
8「……(おまえ以上の適任は居ないだろ?)」
3「似てるって言えばFF1の黒魔道士の方が似てるよ」
8「……189cmのビビは、さすがに嫌だ」
3「身長で選ぶなら博士に頼んだらどう? 黒魔法の力も完璧じゃない」
8「……俺もまだ命が惜しい」
3「……そうだよね」
8「……」
3「でも僕は嫌だからね! あ、そうだ! ジョブチェンジならバッツに頼めばいいんじゃない? 精神年齢は子供だからピッタリだよ」
8「バッツは姫を予定しているから無理だ」
3「ええ~~、バッツが姫~? 姫だったらティナでしょ?!!」
8「ジタンとラブラブになる姫だが、ティナに頼んでいいのか?」
3「姫が似合うのは、バッツ以外にいないよね!」
8「……(分かりやすいヤツ)」
6「バッツがお姫様なの? 楽しそうだね」
3「ティナ! ティナの方が絶対にお姫様は似合うと思うよ!」
8「……(このたまねぎが……っ!)」
6「ね、わたし……黒魔道士の子、やってもいい?」
8「ティナが?」
6「うん、ダメかな?」
8「凄く助かる。ティナなら黒魔法も問題無いしな」
3「ティナ、でも顔が真っ黒なんだよ?」
6「うん、楽しそう」
8「では、詳しくはバッツと打ち合わせしてくれ」
6「うん、任せてね!」
3「あ、あ、ティナがやるなら、僕も何か――――」
8「残念だったな。もう役が余っていない」
3「え、でもほら! ジタンの仲間は他にも居るんじゃないの?!」
8「……そういえば、確か6歳の召喚士の女の子が居たな。召喚士にもジョブチェンジできるのだろう?」
3「……えええ?」
8「またはビビと結婚式を挙げた、種族不明性別不明な食いしん坊キャラか」
3「結婚式までは良いけど、その後のキャラ設定が不安いっぱいじゃないかーーー!!! もっと格好良い大人のキャラは居ないの?」
8「……(そもそも、大人のキャラはおまえに合わないだろ?)」


7「……」
8「何か言いたそうだな」
7「ジタンとラブラブになる姫を、バッツにやらせてもいいのか?」
8「別に……全然構わない」
7「……ずい分と余裕だな」
8「ジタンだからな」
7「……ふ、なるほど」
8「何が言いたい?」
7「……別に」
8「悪いが、あんたに構っている暇は無い。これからカオス軍まで行って、クジャとガーランドに出演交渉をしなければならない」
7「待て! そのキャスティングに疑問を抱かないのか?」
8「疑問は山ほど有るが、バッツの企画書によるとこの二人は外したくないらしい」
7「いいのか、それで?」
8「……惚れた弱みだ」
7「……ああ、まあ、頑張れよ……」



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