ジタン記念日・寄り道備

ちゃんと先に進むとはとても思えないスコバツの二人。
バッツの企画力は悪くないんだけどね。
……ちょっと寄り道編。



5「そういやさー」
8「……(怪しい)」
5「その、『またナニか変なコトを思いついたのか』って怪しむ表情をやめろ！」
8「……違うのか」
5「ちょっと聴きたいコトがあっただけなのに、おまえはおれをナンだと思ってるんだ？！！！」
8「いや、……すまない」
5「ちょっと待て！　そこで言葉に詰まるって、本当におれをナンだと思ってるのか真剣に問い質したいぞ！」
8「……(大事な恋人、と答えて良いのか？　おまえ、言った時点で照れて固まるだろうが！)」
5「待て待て待て！　そういう意味じゃない！」
8「では、どういう意味だ？」
5「例えばこう、『さすが二十歳の大人の男』とか『頼りになるヤツ』とか」
8「……正反対じゃないか」
5「真面目に突っ込むな！」
8「ジタンのような気の利いた突っ込みを俺に期待するな」
5「そうそう、そのジタンなんだけどさ」
8「……(元に戻ったのか？！)」
5「ほら、ジタン記念日を祝うって決めた時、スコールが『他ならぬジタンだからな』とか言ってたじゃん」
8「……確かに言ったな。それがどうした？」
5「んー、スコールからそういう言葉が出てくるのがちょっと意外だったっつうか」
8「……そうか」
5「スコールもジタンが大好きなんだな！」
8「少し語弊があるような気がしないでもないが、まあ、間違ってはいない」
5「……」
8「どうした？」
5「ナンかよく分かんないけど、嬉しいぞ！」
8「なぜおまえが喜ぶ？」
5「だから、よく分からないってば！　でも嬉しいんだからいいじゃん！！」
8「……変なヤツだな」
5「変？　おまえ、おれのコト『変なヤツ』とか思ってたのか？！」
8「……(そこに戻すな！！)」

タグ：DISSIDIA FINAL FANTASY ディシディアFF スコバツ スコールはジタンが大好きに決まってるじゃん！ 85＋9