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祝☆ティナ誕生日! [┣小ネタ]

バッツたちの応援を背に、たまねぎが頑張ってセッティングした『ティナ誕生日』がついにやってきた!
頑張れ、たまねぎ!
お兄ちゃんたちは、みんな君を応援しているぞ!
でも、基本的にここはスコバツブログ(今回ジタンは別行動)なので、そこは押さえておかなくちゃね!



【ティナ・ブランフォード嬢・誕生日の朝】
??「ティナ!」
6「あ、オニオ……え?」
??「おはようクポ」
6「え、と、……オニオンくん、だよね? どうしたの、そのモーグリの格好?」
3「今日の僕は、“モグ3”クポ!」
6「ええ? いったいなあに?」
モグ3「こっちに来れば、分かるクポ!」


【ティナ誕生日会場】
モグ7「……ふ」
モグ2「……予想はしてたけど、実際に見ると壮観だな」
モグ4「まさか、角の生えたモーグリを見る日が来るとは、僕も思わなかったよ」
モグ9「賭けはティーダの一人負けだな!!」
モグ2「ジタンの尻尾は、着ぐるみから見えていても可愛いんだけどな」
モグ9「だーーっ! どさくさに紛れて尻尾を触るんじゃねぇ!!」

モグ1「そこの4人!」
モグ2「あ、は……はい!!!」
モグ9「うわっ、やべっっ!! 聞かれてたか?!!!」
モグ1「今日の会話は、全て『クポ』を語尾に付けるのではなかったのか、クポ?」
モグ2「……(委員長?)」
モグ4「そ……そういえば、そうだったね……クポ」
モグ9「心臓に悪いクポ」
モグ7「……(真面目を通り越すと、天然になるんだな)」

モグ5「ふぅ~、ケーキバイキングも何とか間に合ったな」
モグ10「さすがオレたちッスね!」
モグ8「……(着ぐるみを着る前に、ケーキを並べた方が早かったんじゃないのか?)」
モグ5「万が一間に合わなくても、着ぐるみ姿だったら、そういう演出だと思ってもらえるじゃん!」
モグ10「ま、並べただけだけど、スコールも手伝いサンキューな!」

6「ええっ!! みんなどうしたの、いったい?!」
モグ3「さあね? ほら、座ってティナ!」
6「みんな、カオス軍の魔法とか呪いでモーグリにされてしまったの?!!」
モグ4「そう、今日一日だけね……クポ」
モグ2「カオス軍にやられたんじゃないけどクポ」
6「え? 明日には戻っちゃうの?」
モグ4「……その言い様だと、戻らない方がいいみたいだね……クポ」
6「そういうわけじゃないけど……、だって、みんな可愛いんだもの♪」
モグ9「好き~なモーグリに、ふかふかして良いんだぜ」
モグ2「そ……そんな///」
モグ3「ジタン(怒)!!」
モグ1「ふかふかはさて置き、なぜ今日一日我々がモーグリにされているのか、分かるかクポ?」
6「! (委員長、……よね?!!)」
モグ4「理由をティナに当てて欲しいな……クポ」
6「あ、あの……モ、モーグリの日、かな?」
モグ3「違うよティナ」
6「??」
モグ3「お誕生日おめでとう!」
6「……あ」
モグ5「ほらほら、モグ3が一人で頑張って作った、ティナの誕生日ケーキクポ!」
6「モグ3くんが……一人で作ったの?」
モグ10「オレの地獄の特訓に耐え抜いて作った、モグ3の汗と涙と努力の結晶ッスクポ!」
モグ3「……///」
6「……嬉しい、ありがとう!!」
モグ3「ほ、他のケーキは、バッツとティーダが作ったんだけどね!」
モグ5「バッツとティーダなんて、居ないクポ」
モグ10「そうそう! 今日はモグ5とモグ10クポな!!」
6「他のケーキも、綺麗で美味しそう」
モグ10「美味しそう、じゃなくて、実際に美味しいから期待して良いッスよクポ!」
モグ3「じゃ、ろうそくに火を点けたから、一息で消してね! ティナ!」
6「うん!」
モグ5「ティナがろうそくを吹き消したら、みんなで輪になってモーグリダンスだクポ!」
モグ8「……(本気か?)」
モグ7「……(観念するしか無いか)」
モグ4「ティナ、お誕生日おめでとう……クポ」
モグ2「さあ、派手にやるクポか!」
モグ9「意外にモグ2も、ノリが良いクポな!」
6「ありがとう、みんな! すごい……嬉しい!」
モグ3「ね、ケーキの味、……どう、かな?」
6「とっても美味しい! すごく、頑張ってくれたんだね?」
モグ3「うん、……ティナの誕生日だから」
6「ありがとう、本当に本当に嬉しい!」


【お腹が満たされたら、ゲームターイム!】
モグ5「せっかくこんなにモーグリが居るんで、即席でゲームを考えたクポ!」
モグ1「……ゲーム、クポ?」
モグ9「そうクポ! モグネットさ!」
モグ4「モグネットか、楽しそうだね……クポ」
モグ7「……参加を決める前に、どういうゲームか概要を訊きたい」
モグ8「……(企画があの二人だから、警戒してるな)」
モグ5「まず、おれたち全員がクジを引いて、指定された相手にメッセージを書くクポ」
モグ9「渡す相手を探して、ティナがその手紙を届けるゲームクポ」
6「モグ1さんとモグ9くんは、角や尻尾が飛び出てるから分かりやすいけど、他の人たちは間違いちゃいそう……」
モグ9「それが楽しいんだって!」
モグ5「最初は、ティナの誕生日会の主催者・モグ3からだクポ!」
モグ3「僕は、え~と、モグ7宛てだね」
モグ9「モグ3は、メッセージを書いたらティナに渡せ! オレたちはバラバラで、色んなトコに隠れているからな!」
ティナ「え? みんな隠れちゃうの?」
モグ4「そんなに広くないし、隠れる所も多くないから大丈夫だよ。頑張って……クポ」

モグ8「……(さて、どこに隠れたものか)」
モグ5「モグ8!」
モグ8「バッツ?」
モグ5「バッツじゃない、モグ5だ! な、一緒に隠れようぜ!」
モグ8「……なぜ分かった?」
モグ5「何が?」
モグ8「着ぐるみを着て、みな同じ格好なのに、なぜ俺だと分かった?」
モグ5「そりゃ……、着ぐるみ被ってたって、モグ8は分かるさ!」
モグ8「……///」
モグ5「お、あの木陰辺り、隠れるにはもってこいだな!」
モグ8「……ああ」
モグ5「んで、モグ8は誰宛のメッセージを書くんだ?」
モグ8「モグ10だ」
モグ5「おれは、モグ2宛てだ。何て書こうかな~」
モグ8「あいつに、何を書けばいいんだか」
モグ5「何でもいいんだよ。普段聞けない事とか、面と向かって言えない事とか」
モグ8「……つまり、普段あまり話さないヤツとも、交流を深めろという意図か」
モグ5「ん? そんな事まで考えてなかったけど……」

6「え~と、クラウドクラウド……って、あの髪型じゃないと簡単には見分けがつかないのね。……あ」
??「……」
6「クラ……モグ7さん?」
モグ10「ごめん! ティナ!」
6「ティー……モグ10くんね? 普段なら絶対クラウドと間違えないのに、やっぱり難しいわ」
モグ10「多分、あっち方面に逃げたモーグリがモグ7だと思うッス!」
6「うん、行ってみるね、ありがとう♪」

モグ7「大分、探したようだな」
6「良かった、3人目でやっとモグ7さんが見つかったわ!」
モグ7「文句は、モグ5とモグ9に言うといい」
6「ううん、文句なんて全然! すごく楽しいもの! はい、これはモグ3くんからの手紙!」
 ⇒『その髪型、僕にもできる? ――モグ3からモグ7へ』
モグ7「……出来ないだろう」
6「ふふ、返事を聞いてるのも楽しいね♪」
モグ7「では、俺からはモグ5宛ての手紙だ。意味が分からないと言ったら、メルトンを食らわせてやれ」
6「じゃ、それも伝えるね」
モグ7「伝えなくていいから、問答無用でぶっ放せ!」
6「モグ5さん、か。身長も平均だし隠れるのも上手いだろうだから、探すのが大変そう」
モグ7「……確信は無いが、二匹組を探すと、見つけやすいかも知れないぞ」
6「? うん、そうしてみるね」

モグ8「書き終わったのか?」
モグ5「おう! いい機会だから訊いてみようと思ってさ!」
モグ8「……(フリオニールに、何を訊くんだ?)」
モグ5「モグ8はナニ書いたんだ?」
モグ8「常々、あいつに言いたくて仕方が無い事だ」
モグ5「?」
6「……あの、もしかして、どちらかがモグ5さんかな?」
モグ5「あ、おれクポ! よく分かったな!」
6「モグ7さんが、二人で居るんじゃないかってヒントをくれたの」
モグ8「……///」
モグ5「おれへの手紙クポか! モグ7から?」
6「はい、これが手紙よ」
 ⇒『いいかげん、霊長類と鳥類の区別をつけろ ――モグ7からモグ5へ』
モグ8「……ふ(笑)」
モグ5「どういう意味だ?」
6「……くうぅ、これなら! (メルトン!)」
モグ8「ティナ?!!」
モグ5「い、いきなりナニするクポかッ!!」
6「モグ7さんに頼まれていたから」
モグ5「えええええっ!」

モグ2「ティナ、配達ありがとう、クポ」
 ⇒『そのバンダナの巻き方、今度教えてくれよ! あ、アナザーもな! ――モグ5からモグ2へ』
6「わたしも、ちょっと謎だったの」
モグ2「そうか、じゃあ今度、みんなの前でバンダナ巻いてみるか!」

モグ9「よ! 待ってたぜ、ティナ!」
 ⇒『一度ゆっくりと、おまえの経験談を聞かせて欲しい。 ――モグ2からモグ9へ』
モグ9「こーゆー手紙、女の子に運ばせっかな~」
6「……え?」
モグ9「あー、いやいや、こっちのコトさ! なぁティナ、楽しんでるか?」
6「うん、すごく楽しい!」
モグ9「うんうん、女の子が笑ってる顔って良いよな!」
6「こんな風に、みんなと話ができる機会を作ってくれてありがとう」

モグ4「手紙を運んでくれてありがとう、ティナ」
 ⇒『月にいると身長が伸びるって本当か? ――モグ9からモグ4へ』
モグ4「確かに重力の関係で伸びるけど、戻ってきたらまた縮むから、期待させない方がいいよね」
6「モグ4さんのお兄さんの背が高いのは、月と関係あるのかしら?」
モグ4「……たぶん、関係無いと思うよ」

モグ5「モーグリのポンポンってさ、何のためにあるんだろう?」
モグ8「こら、ぶつかるから揺らすな」
モグ5「モグ8のポンポンにぶつけてるんだよ」
モグ8「……っ、……好きにしろ」
モグ5「おれのトコのモーグリって、テレパシーが使えるんだ」
モグ8「……それは珍しいな」
モグ5「だから、ポンポンをぶつけたら伝わるかな~と思って」
モグ8「何が?」
モグ5「テレパシー」
モグ8「テレパシーとは、遠くの者に思考を伝える能力じゃないのか?」
モグ5「あ、そっか」
モグ8「……何か、俺に伝えたかったのか?」
モグ5「伝わらなかったんなら、内緒だ!」
モグ8「……っ」
6「あ、あの……、お邪魔しても、いい?」
モグ8「……あ、ああ(焦)」
モグ5「お、今度はモグ8宛てクポか?」
6「ええ、モグ4さんから」
 ⇒『兄さんの伝言を届けてくれてありがとう。僕から兄さんへの返信もお願いしていいかな? ――モグ4からモグ8へ』
モグ8「……自分で言いに行け」
モグ5「おれもそう思うクポ」
6「わたしも、そう思う」
モグ8「では、これは俺からモグ10への手紙だ。よろしく頼む」
6「はい、お預かりします♪ じゃ、あの……お邪魔しました」
モグ8「……いや、別に邪魔という訳では……」
モグ5「あ、ちょっと待ったティナ!」
6「え?」
モグ5「テレパシー」
モグ8「……(だから、テレパシーはポンポンをぶつけて伝えるものじゃなく……)」
モグ5「伝わったか?」
6「うふふ、え~と、モグ5さんが伝えているのは……」
モグ5「誕生日おめでとうクポ、モグネットありがとうクポ」
6「……あ、ありがとう」

モグ10「お、無事にクラ……モグ7は見つかったみたいッスね!」
6「うん、さっきはありがとう。はい、モグ8さんから」
 ⇒『……事ある毎に、同い年を強調するのは止めて欲しい。 ――モグ8よりモグ10へ』
モグ10「あいつが嫌がったって、事実は変わらないじゃんなー」
6「モグ8さんには、早く大人になりたい理由があるのかも……」
モグ10「大人になりたい理由、かー」

モグ1「配達ご苦労クポ、ティナ」
 ⇒『その角、突きやすそうッスね! ――モグ10からモグ1へ』
6「……あ、あの……」
モグ1「被験者に立候補したい、と受け取って良いのだな、クポ」
6「……あ、そ、そうかも知れませんね」
モグ1「では、わたしからは今日の功労者・モグ3への手紙だ、クポ」
6「もしかして、これが最後かな?」
モグ1「大切に届けて欲しいクポ」
6「……はい、確かに……」

6「モグ3くん、見つけた♪」
モグ3「ティナ、最後の手紙だね?」
 ⇒『今回の君の頑張りは本当に素晴らしかった。同じコスモスの仲間として、誇りに思う。 ――モグ1よりモグ3へ』
モグ3「……っ」
6「わたしの誕生日の為に、たくさんたくさん頑張ってくれたんだね? ……ありがとう」
モグ3「ううん、そんな……」
6「こんなお誕生日、初めて。……すごく嬉しい」
モグ3「まだだよ、ティナ」
6「……え?」
モグ3「誕生日の仕上げはこれから!」
6「……お花?」
モグ3「見ててよ、ティナ」
6「……うん」
モグ3「……」
6「……お花を繋げてるの?」
モグ3「もう少しで出来上がるから、ちょっとだけ待っててね」
6「うん……」
モグ3「はい! 出来たよ!」
6「え? このお花の冠、わたしに?」
モグ3「お誕生日のお祝いとモグネットのお礼だよ! ほら、被せてあげる」
6「……嬉しい、……似合うかな?」
モグ3「当然! ティナが似合わないワケ無いじゃない」
6「ありがとう……嬉しい」
モグ3「よろこんでもらえて良か……、っ! ティナ?」
6「ふかふか……」
モグ3「……///」
6「言葉で言い表せないくらい、……嬉しい」
モグ3「ティナ……」
6「何回ありがとうって言っても、……全然、足りない」
モグ3「……」
6「わたし、今日のお誕生日、絶対忘れないから」
モグ3「うん……忘れないでよね」


モグ2「感動のフィナーレだな!」
モグ10「あいつ、よく頑張ったモンな!」
モグ4「僕たちも、モーグリになった甲斐があったね」
モグ5「モーグリ作戦、大成功だな!」
モグ7「……メルトン一発では、足りなかったか」
モグ8「あんた、どさくさに紛れて何考えてるんだ!」
モグ9「どさくさに紛れて、二人でどこに隠れていたんだか~」
モグ1「良い一日だったなクポ」


モグ3「みんな、ありがとう!」
6「とってもとっても嬉しかった! どうもありがとうございました」



【おまけ】
8「……さっきのだが」
5「ん? ナンだ?」
8「テレパシーで俺に伝えたかった事は何だ?」
5「ん~、ナンだろうな~?」
8「……バッツ!」
5「あれは、モグ5からモグ8へ伝えたかった事だから、おれは知らないぞ」
8「そうか、ではもう一度、モーグリの着ぐるみを着ろ」
5「はああああ?」
8「これを着て、そのポンポンを揺らせ!」
5「ちょっと待てってば! そしたらスコールもモグ8になんなきゃいけないんだぞ?!」
8「この際、仕方があるまい」
5「い、いや! そこまで大した事じゃない!」
8「では、言ってみろ」
5「よ、よし! じゃ、もう一回テレパシーだ! ちゃんと受け取れよ!!」
8「……」
5「ふ~~~~~~~~っっん!」
8「……」
5「ふう! どうだ、伝わったか?!」
8「……分かった」
5「ほえ?」
8「おまえの気持ちは伝わったので、俺もそれには応えようと思う」
5「待て! ナニが伝わったんだ?! なあ? おーい?」


**********


ティナ、お誕生日おめでとう。
FF6プレイ中は、まさかティナの誕生日を祝う日が来るとは思わなかったさ(笑)。

ティナの為にあのメンバーが全員モーグリって、絵面を想像すると凄いな。
マダイン・サリのエーコと良い勝負なんだろうね。
「クポ」の使い方を間違えてる人がたくさん居るが、気にしてはいけない。

ところで、モグ1とかモグ2はどう読むのか?
モグ7とモグ8は「モグシチ」「モグハチ」と読みたいところ。
ただ、モグ10だけは「モグテン」かなあ。



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