SSブログ

お説教は一時間を限度で [┣小ネタ]

ボジョレー解禁日に、未成年を含めて大宴会を繰り広げた(委員長を除く)コスモス軍団。
半数以上が未成年なのに、酒ネタはさすがにヤバいかとちょい反省。
カオスだったら、全員が成人だから問題無いのだろうが……。

暗雲「……わしはどういう扱いになるのかのう?」

3「……おばさん?」
2「あ、こら! そんな言い方はダメだ!」
10「え? 未成年ってコトは無いっしょ?!」
4「……でも、生まれたて、……なんだよね?」
5「赤ん坊か?! 可愛いな!」
7「……それは、何か違わないか?」
9「見た目は成熟したレディだからな」
8「……(生まれつき成人か……羨ましい事だ)」
7「分からなくはないが、それも違うだろ!」
1「そんな事より、みな一列に並びなさい」
6「……っ!!!」
5「“そんな事”とか言うなよ、暗闇の雲が可哀想だろ?」
10「そうッス!」
2「……うん、“そんな事”呼ばわりは、さすがにちょっと……」
9「今、問題になっているのは、そういうコトじゃないと思うぞ?」
1「それはすまなかった」
7「……そこで謝るのか?」
1「暗闇の雲の話を遮って悪いが、未成年の飲酒及び成人による飲酒幇助の説教をするから、みな一列に並べ!」
6「……やっぱり」



1「では、バッツ。状況の説明をしなさい」
5「お、おれ?」
1「一応、成人組だからな」
5「クラウドやセシルと飲んでたら、こいつらが来たから「飲むかー?」って聞いたんだ」
1「……やはり主犯か」
9「違うって! オレたちは、成人組が飲んでるって聞いたから、酒を盗みに行ったんだ!」
5「あ、そうだったんだ?」
7「バッツだけじゃない。責任を取ってやるから飲めと言ったのは俺だ」
10「でも、オレにはグラス半分とかケッチィ事言ったじゃないスか!」
7「おまえは、へべれけに酔っ払った前科があるからな」
10「オレだってみんなと飲みたいッスよ!」
4「結局飲んだんだから、いいじゃない?」
10「そ、そりゃそうッスけど……」
1「良くないから、話を聞いているのだが?」
4「……あ、そうですね」
3「あ、あの! 僕はセシルに止められたんだけど……」
4「……オニオン?」
3「僕だけ子供扱いされるのが嫌で……、セシルの制止を振り切って飲んだんです! セシルのせいじゃありません!」
6「わ、わたしが、オニオンくんのグラスにワインを注ぎました! だから、わたしが!」
3「ティナ! 僕が飲むって言ったからだよ!」
6「でも、未成年の飲酒幇助でバッツたちが怒られるなら、ワインを注いだわたしだって同じことだよ?」
8「……(成人の未成年飲酒幇助とは違うのではないか)」
1「スコール、君は?」
5「スコールに飲ませたのはおれだ! 「おれの酒が飲めないのかー?!」って絡んだんだ!」
1「そうなのか?」
8「……いや、自分の意思で飲んだんだ」
2「あ、でも、スコールは……酒を盗みに行くのさえ躊躇ってたのを、俺たちが無理やり連れて行ったから……」
10「オレも、グダグダ言ってたスコールを誘ったッス!」
6「うん、わたしも……」
8「だが、最終的に飲んだのは、自分の意思だ」
1「……聞くまでも無さそうだが、フリオニールは?」
2「盗みを同意したのも飲んだのも、俺自身ですから」
10「のばらは去年も飲んでたらしいッス!」
2「……ティーダ」
1「みなの話を総合すると、未成年組は無許可でも酒を盗んで飲もうとしていたが、成人組がそれを見つけて「一緒に責任を取ってやるから飲め」と勧めた、という事か?」
9「概要としちゃそうだけど、元々セシルはバッツだけを誘いに来たんだから、成人組はオレたちに飲ますつもり無かったと思う」
5「うん、セシルとクラウドはな。でも、おれが飲めって勧めたから」
10「バッツに勧められなくても、盗んで飲んだッス!」
2「元々、成人組に隠れて飲もうとしていたんだからな」
7「あんな状態で、盗みに来たのを気付かれないと思っていたのか?」
8「……(あんたが青臭いとか言うからだ)」
4「まあ、今回は全員で責任を取るつもりだったから、誰が悪いとか決める必要は無いよ」
3「でもセシルは、バッツや僕を止めていたじゃない?」
4「うん、でもスコールは焚きつけたよ。だから僕にも責任はあるんだ」
8「何度も言うが、俺が飲んだのは、俺の意思だ」
7「……珍しく、バッツが酔えたんだから、いいじゃないか」
1「……分かった、もういい。不問にしてやりたいところだが、それでは示しがつかないので、全員で正座一時間だ」
5「一時間、でいいのか?」
1「三時間はやり過ぎたと、花見の時に言った筈だ」
5「うん、そうだったな」(正座)
9「……(本当に、反省してたのか)」(正座)
7「……」(正座)
8「……」(正座)
6「……(鎧組は大丈夫なのかしら?)」(正座)
2「……(ちょっとキツいな)」(正座)
4「……ガシャンガシャン」(正座)
10「左足、冷たいッス」(正座)
3「ティーダ、片足だけでしょ? 僕は両膝出てるんだからね」(正座)
1「……」(正座)
2「え? 委員長?」
6「どうして委員長まで?」
1「わたしには、監督不行き届きの責任がある」
10「……いいんちょ……(感動中)」
5「ガーランドと酒盛りしてきたんだもんな」
3「ガーランドと?!」
10「委員長?!」
1「わたしがガーランドのところへ行ったのは、ハロウィンの礼だ。なぜ礼をしなければならなかったかの理由まで、遡っても良いのだが……」
2「……すいませんでした」
7「……(理由付けなどしなくても、単純に仲が良いからだろ?)」
8「……(ガーランドと何を話しながら飲んでいたのだろうか)」
9「リーダー同士の愚痴とかじゃねーの?」
5「カオスを宥めるのは大変、だとか?」
10「あのメンバーで大変っつったら、皇帝っしょ!」
7「協調性が無いと言えば、あの糞英雄だろ?」
6「協調性以前に、まともな会話が出来ないケフカとかも……」
8「……(杯を交わしながら、ガーランドの苦労を慰めてきたのか?)」
4「兄さんは協調性も言語能力もあるから、問題無いはずだよね」
3「コスモス寄り過ぎて、問題があるんじゃない?」
2「ゴルベーザなら、上手く立ち回れるからきっと大丈夫だ」
4「……そうだよね」
9「……」
8「……(ジタンが静かだが、この話題はさすがに振ってはいけないのだろうな)」
5「当たり前だろ、クジャなんだから」
9「バッツーーーーっっ!!!」
5「ご、ごめん!!!」
1「……静かに正座も出来ないのか」
7「こいつらが静かになんて、出来るわけが無い」
10「足、痺れてきたッス……」
5「もう少し我慢すると、感覚が無くなるから大丈夫だぞ」←経験者。
8「……(それは大丈夫という状態ではないだろう?)」
9「ま、鎧組に比べれば、オレたちはまだマシだよな」
2「……うん、結構厳しいな。セシル、大丈夫か?」
4「血行が悪くて、膝から下が壊死を起こしそうだね(にっこり)」
3「笑いごとじゃないと思うけど……」


道化「みんなで座って、楽しそうですね~♪」
英雄「……(楽しそうと言って良いのか?)」
親父「……小僧、モゾモゾしてんじゃねーよ。くっそ、俺が恥ずかしいぜ!」
大樹「わたしには、あの座り方は出来んな」
兄「セシルは大丈夫でしょうか」
皇帝「今、攻めれば奴等は動けまい! 今こそ愚民らを根絶やしにする時! 行くぞ!!」
暗雲「一人で行け」
クジャ「そういうやり方は、美しくないね。僕には似つかわしくないよ」
輪廻「弱っている敵に、背後から撃って出るとはな。そのような卑怯な戦法は好まぬ」
皇帝「な、なんと! 無知無教養な愚か者どもが!」
魔女「わたくしが付き合ってあげてもよろしいですよ、皇帝?」
暗雲「優しいことよのう」
魔女「皇帝一人では、返り討ちに遭う事が目に見えていますからね」
皇帝「……何と!!! もう良い! わたしは一人でも戦うぞ!」
道化「行ってらっしゃ~い! 帰り道は無いですよ~!」


6「何だか騒がしくない?」
3「あっちだね? 燃えちゃえ!」
7「星よ、降り注げ!」
1「秘めた力を!」
8「捉えた! 落ちろ!」
2「氷解よ!」
4「暗黒とともに!」
5「おお、みんな座ったまますげえな!」
9「ナンかあっちから『うぼあああ』って聞こえたような気がしなくも無いんだけど……」
10「うぼあってナンなんスかね~? あー、足いてえええ!」


輪廻「……(ふう、コスモス勢は問題児が居なくて良いのう……)」
1「……(本当に苦労しているのだな、ガーランド)」



共通テーマ:ゲーム
解禁!過去の拍手小ネタをアップ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。