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2010 バッツの日 [┣小ネタ(in FF)]

長文を書くのが辛いので、困った時の「in FF」夫婦ネタ。
誕生日設定の無いバッツさんへ、旦那様からプレゼントですよ。
彼らが今居る世界はFF9です。



旦那様は、ホームグラウンドで活躍中のジタンさんにお手伝いを求めたようです。
8「……ジタン、手を貸せ」
9「え~、面倒な事じゃねぇだろうな?」
8「『バッツの日』なので、バッツにプレゼントをしたい」
9「あ~、そっか。『バッツの日』じゃ断れねぇな」
8「話が早くて助かる」
9「で、オレに見返りは?」
8「……見返りを要求するのか? お前だってバッツには世話になっているだろう?」
9「オレ達からバッツへの感謝は別枠で用意済みだぜ。オレの言ってる見返りは、妻へのプレゼントを用意する旦那へのヘルプに対する要求だ」
8「……(足元を見やがって……)」
9「嫌なら別にいいんだぜ?」
8「……分かった。ダガーとのWデートの日程を組んでやろう」
9「さっすが! 話が早いな」
8「では早速だが、『ここ掘れチョコボ一日遊び倒し』権利を……」
9「あ~、それはビビからバッツへのプレゼントになっちまってるな」
8「……何だとっ?!!! 何とかならないのか?!!」
9「譲ってくれるか、ビビに交渉してみたらどうだ?」
8「……う、うむ」

(......交渉中)

8「……俺には無理だ」
9「おいおい、情けねぇなあ」
8「ジタン、何とかしてくれないか?」
9「ビビに直接言えよ」
8「……(……っ! 絶対に無理だ!!!)」
9「仕方ねぇなあ。おまえが自分でビビに交渉できないなら、『ここ掘れチョコボ一日遊び倒し』権は諦めろ」
8「……そうだな」
9「お、意外にあっさり引き下がったな?」
8「ビビに譲ってくれとは言えない」
9「そっか」
8「……ああ」
9「まあまあ、気を取り直してさ! 次のプレゼント候補は無いのか?」
8「次点で考えていたのは、『デブチョコボのレアカード』だが……」
9「それ、バッツじゃなくてお前が欲しいんじゃないのか?」
8「……っ!」←半分当たり。
9「ま、どっちにしても、まだ持ってないから無理だ。ついでに言っとくけど、『チョコボの桃源郷』にも、まだ行けないからな」
8「……(……困ったな)」
9「んで、次のプレゼント候補は?」
8「……無い」
9「…………ん?」
8「どちらかで折り合いがつくと思っていたので、これ以上考えていない」
9「んじゃ、今考えろよ」
8「……」
9「……」
8「……」
9「……」
8「……思い浮かばない」
9「……お、おいおいおい、たった二つでネタ切れか?」
8「チョコボ絡み以外、何を喜ぶのか想像できないんだ」
9「おいおいおいおい、お前の妻なんだろ?」
8「それは、そうだが……」
9「……」
8「……」
9「……お前さー」
8「……」
9「最もラブラブ度合いの高い新婚蜜月中なんだから、もっと自信を持ったらどうだ?」
8「……自信?」
9「愛する旦那からのプレゼントなら、きっとバッツはナンでも喜ぶさ」
8「……(……喜んではくれるだろうが)」
9「いっそ、全身リボンで『プレゼントは俺だ!』とか良いんじゃないか?」
8「……(……逆の立場なら、確かに嬉しいが……)」
9「どうだ?」
8「……バッツが喜ぶとは考えにくい」
9「喜ぶと思うけどなー。バッツ、ノリ良いしさ」
8「……お前があの姫に『自分がプレゼントだ』と本気で言ったら、俺も考えよう」
9「……わりぃ。うん、オレが悪かった。忘れてくれ」
8「……」
9「でもさ、おまえらまだ新婚中だろ?」
8「……ああ、まあ……」
9「最初から全力で突っ走ったら、来年からが苦しくなるぞ?」
8「……」
9「今だって、二つでネタ切れなのにさー」
8「……」
9「永い目で見たら、お前の切り札は倦怠期まで取っておくべきだと思う」
8「俺たちに倦怠期は無い」
9「お前にその気が無くたって、相手が居るんだから分からないじゃないか!」
8「ま、……まさかそんな筈がっ!!!」
9「な、100%の永遠なんて保証はどこにも無いんだ!」
8「……」
9「保険として、チョコボネタは大事にしまっておけ」
8「……あ、ああ」
9「新婚の時なんてさ、バラの花一本でも記念日を覚えてるだけで喜ばれるモンだって!」
8「……本当にそうなのか」
9「オレを信じろ!」
8「……」
9「そもそもバッツなんだから、お前からの贈り物は何でも喜ぶに決まってんじゃん!」
8「……しかし、やはり」
9「ナンだよ?」
8「最も好きな物をプレゼントして、最高に喜んでいるとびきりの笑顔が見たい」
9「……その気持ちが伝わりゃ、それこそ何にも無くたって大喜びしてくれるさ!」
8「……(そんな簡単に伝わるものか)」
9「大丈夫! ちゃんと伝わるって!」
8「……(どこからそんな根拠の無い自信に満ちた言葉が出るんだ?)」
9「ま、スコールが悩んでくれたおかげで、オレからバッツへのプレゼントは充実したけどな(ニヤニヤ)」
8「……?」





9「……というワケで、これがオレからのプレゼントだ!」
5「……ハ、ハハ……///」
9「いやあ、愛されてるなー、おまえ」
5「う、うん……あ、ありがとな///」
9「ありえないと思うけど、もしスコールとケンカでもした時には、この録音データを出して脅してやればいいさ」
5「……う、うん///」
9「ま、こういう紆余曲折を経て、大いに悩んだ挙句に選んだんだろうから、スコールが何を持って帰ってきても喜んでやれよ」
5「……う、うん///」
9「でもって、スコールが何をプレゼントしたか、後でこっそり教えてくれよ」
5「え、ナンでだ?」
9「半分は後学のためで、残り半分は……」
5「半分は?」
9「そりゃ、スコールをからかうネタは握っておきたいじゃん?!」
5「それじゃ教えられないって!」
9「なんだよ、ケチ! いいじゃんよう!」
5「ダメだって!」
9「ハハ、まあいいや! 楽しくやれよ!」
5「サンキュウ! あ、ジタンこれ!」
9「ん?」
5「『ローブオブロード』、ネメがくれたぞ」←『ここ掘れチョコボ』高得点景品。
9「お、おまえいったい、どんだけチョコで掘ったんだよ?!!!」
5「掘るクポ掘るクポ~♪」
9「……さすが、スコールがプレゼント第一候補に選ぶハズだ」
5「ん?」
9「同じ笑顔をスコールに向けてやれよ! じゃあな!」
5「ん、ありがとな!」

ここまで!
……で、実際にスコールが何をプレゼントしたか。
内緒だよ内緒。
け……決して、そこまで考えていないワケじゃないぞ!


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